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映画で、Xが3人を殺すシーンを撮るとする。
一人目の(a)を拳銃で撃つ
二人目の(b)をナイフで刺す
三人目の(c)を車でひき殺す
順番に、3回の殺人シーンを撮ることもある。
3つのシーンを撮ることを式であらわすと、
(a)*X+(b)*X+(c)*X=3人の殺人
3回の殺人シーンを撮れるのも、手間もかかるし、
表現として適切かどうか・・・
でも、Xが共通だという点に気がつけば、血まみれの3人の後に
手に血がついたXを見せれば、見ている人は、Xが3人を殺したと
認識できる。
(a+b+c)*X=3人の殺人
共通要素を括りだしてやるのが因数分解。
そのための訓練になってると考えるべき。