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一日の熱を溜め込み、じっとりと汗ばんだ肌が
乾いた空調がいきわたった部屋の中で静まり始める
生活感のないこの場所
ほのかに点るベッドサイドのランプ
ドアの下から漏れ出る廊下の光
四つんばいになっている白い背中が
おぼろげに浮き上がっている
何もまとっていない白い曲線
脚の間、暗くうごめいている影の部分を通して
首輪に錠前で留めたチェインが手元まで伸びている
身体がうごめくたびにチェインを微かに響かせながら
その振動とうねりが手元に伝わってくる
口枷をくわえ込んだ口からは言葉を発することもできず
唾液を垂れ流しながら、前にも後ろにも動けないまま
ただ、次の動きを欲し、待っている
手首を動かして、チェインを上に引き上げる
冷たい金属が、ほてった身体の中心線にそって、
ぴんと張り詰めていく。
首輪にかかる力、胸から腹部、そして股間に触れる
金属のひんやりした感触
乾いた金属音
湿った身体に触れる金属
目の前に広がっているのは
何度となく言葉にしたそのままの光景
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[2006.08.14(
Mon) 00:27]
妄想 |
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コメントありがとうございました。
遅くなりました。
そうですね。
帰ることが出来ない野性
一度、離れてしまった以上
たった今持っているものが、
今の野性とでもいうものになる
のではないでしょうか
想像力は、何かを邪魔をするというより
次の野性を求めるために・・・
戻れないことを哀しむより、
目指すものがあることを・・・
そんな風に考えたいものです。