これまで、視線の力については、何度かエントリをしてきましたが、今回は、「手」について。
怪我をしたとき、手をあててさすったりするのも、熱が出たかとおでこに手をあててみるのも、ごく自然な行動。手が触れることでもたらされる相手に対する影響は、思いの他大きいもの。
「手当て」という言葉も、これら「手」の効用をさしているというのが通説のようです。
では、SM的な行為の中における「手」は、どのような役割を担っているののでしょうか。
後手高手で自由を奪うといった方向では「手」が取りざたされることはあっても、
「手」が触れることで、何が起こるのかという方向では、あまり話題にはならないように感じます。
顎に添えて上に向かせる時の手
唇をなぞる指先、口の中につっこんでかき回す指先
指を赤く火照るまで打ち付ける手、首輪を強く引く手
乳首をつまみひねり上げる指先
髪の毛を鷲づかみにして引き回す手
そっと髪の毛をすく手
・・・
手や指にまつわるいろいろな情景を思い浮かべることができます。
いかがでしょうか。
そういう反応があろうとは(笑
今後ともどうぞよろしくです。