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何も言わずに、ただだまっている
耳を済ませる気配が確実に伝わっている
多くの言葉の積み重ねの後にだけある
無言の会話
体温で温まった受話器の耳に伝わる温もりと吐息
遠巻きにしながら
すこしづつその輪を狭めていく会話
もれでる吐息の湿度が変わる瞬間
互いのスイッチに指がかかっていることが伝わり
わかっていながら、指先に力をいれずにいる
何度かやり過ごしながら追い込んでいく
自らの手を伸ばして動かし始めたことが
耳元につたわってくるのを確かめ
なぜ、了解を求めなかったのかと責めたて
頂点に追い込みながら、登りつめることを抑えさせ
こぼれ出るようにして弛緩する様子を味わう
言葉の吐息と想像力の高まり
匂いと体温すら感じているような生々しい感覚
代替行為などでは決してないのだ
見えないものが見え、触れることができないものに触れることができる
瞼の裏には何が写っているのだろうか
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[2006.04.22(
Sat) 14:42]
妄想 |
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こんばんは
コメントありがとうございます。
そうでしたか。
その頻度や手段はなんであれ、
何を伝えようとしているのか
どう受け止めることができるのか。
はなさんの感覚で、かけがえのないもの
であるとおっしゃることが、何かが伝わり
受け止めたという、証なのでしょう。
今後ともどうぞよろしくお願いします。