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感覚と言葉 

2006年04月30日 ()

嗜好を表す言葉は
それこそ星の数ほどある
言葉が嗜好を表すのではなくて
嗜好を表すために使う手段の一つが
言葉なのだろう



ただ見つめる

形あるものを見るということではなく
皮膚の下でうごめく感覚
視線で追い込んでいく

それまで知覚できなかった感覚を意識する瞬間をとらえ、
意識したことで精神的、肉体的に沸き起こる反応を見届ける

未知の感覚、言葉で説明できないはずの感覚を
表現しようと身悶える姿

印象や先入観に支えられたイメージの再現は
受け入れない

与えられ、受け入れ、反応する

それぞれの状態が満たされ、あふれ、
移り変わっていくさま

意識的な所作が取り払われ
ただ感覚に突き動かされはじめる時

その感覚を共有することができるのだ

視線でも、態度でも、所作でも、
言葉でも、生理的な反応でも
その伝達手段は、もはや無関係なのだ







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[2006.04.30(Sun) 00:30] 嗜好Trackback(0) | Comments(2)
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COMMENT

by kenG
はなさん

コメントありがとうございます。

こんなことを考えたきっかけは、
例えば、「痒い」という感覚を、最初に
「痒い」と言葉にしたとき、どんなことが
起こっていたのだろ。
「痒い」という言葉を初めて聞いた人が、
その言葉が表す感覚を、どうやって
知りえたのだろう?
というたわいも無いものでした。

その後、つらつらと考えてみた挙句の果てに
こんなエントリになったわけです。

共通の認識を得る記号としての言葉も
非常に内面的で、言葉にしたとたんに
違和感を感じてしまうような感覚も

自分という個人の中では、それなりの
折り合いをもって同居していて、
その変換の過程は、それこそ無数の
道筋があるのでしょうね。

今後ともどうぞよろしくお願いします。


by はな
感覚と言葉・・

このタイトルに惹かれました。
どうやって置き換わっていくのだろう。
言葉が感覚に。そこはわたしももっと知っていきたい部分かもしれません^^

わたしは言葉がたぶん大好きで、仕事も言葉を使う仕事なんです。だけど、だからか、弱点は言葉でもあるんです。めちゃくちゃ言葉に弱い。あるいは、言葉を武器にしてしまって、ヒトを追い詰める。魯迅の言葉で
「表現は愛に基づく」という言葉を友人に教えてもらったのですが、そうありたいと思うこのごろ。ちょっとずれてたら、ごめんなさいね。

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COMMENT

はなさん

コメントありがとうございます。

こんなことを考えたきっかけは、
例えば、「痒い」という感覚を、最初に
「痒い」と言葉にしたとき、どんなことが
起こっていたのだろ。
「痒い」という言葉を初めて聞いた人が、
その言葉が表す感覚を、どうやって
知りえたのだろう?
というたわいも無いものでした。

その後、つらつらと考えてみた挙句の果てに
こんなエントリになったわけです。

共通の認識を得る記号としての言葉も
非常に内面的で、言葉にしたとたんに
違和感を感じてしまうような感覚も

自分という個人の中では、それなりの
折り合いをもって同居していて、
その変換の過程は、それこそ無数の
道筋があるのでしょうね。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

[ 2006.04.30(Sun) 16:05] URL | kenG #/aF5ZJNE | EDIT |

感覚と言葉・・

このタイトルに惹かれました。
どうやって置き換わっていくのだろう。
言葉が感覚に。そこはわたしももっと知っていきたい部分かもしれません^^

わたしは言葉がたぶん大好きで、仕事も言葉を使う仕事なんです。だけど、だからか、弱点は言葉でもあるんです。めちゃくちゃ言葉に弱い。あるいは、言葉を武器にしてしまって、ヒトを追い詰める。魯迅の言葉で
「表現は愛に基づく」という言葉を友人に教えてもらったのですが、そうありたいと思うこのごろ。ちょっとずれてたら、ごめんなさいね。
[ 2006.04.30(Sun) 12:16] URL | はな #- | EDIT |

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