冬の空気は澄んでいて、夕暮れの深い紫も、月の青白さも、1年のうちで一番深い色合いをみせています。
遠く距離を隔てたものであっても、間を満たすものの透明度次第では、とても近くにあるようにも思えるものです。月がとても大きく見えたり、クレーターの模様ですら肉眼で認められるような夜空に、冬の季節、何度かは、巡り合うことができます。
嗜好をいかにビジュアルに表現し、それを形にするか。
一般的なイメージは、あくまで最大公約数。
個人の嗜好は、それこそ千差万別です。
自らの目標ですら、常に意識し確認していなと、実現がおぼつかないとするならば、いかに求めるものをイメージさせ、誘導し、共有するか。そのためのコミュニケーション能力、洞察力、想像力を磨いていくことは、欠くことのできないものだと思います。
拘束し、強制し、服従させ、すべてを我がものとするためにこそ、受け入れ、咀嚼し、消化できる形にして返す・・・そんな広さと深さとしなやかさを持ち合わせている必要があると思います。
うん、そうありたいものですね。
そう、あれるといいですね。