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所有されていることを徹底して刷り込み、掌握していることを思い至らせることは、言うほど簡単なことではないと思います。
一方的な躾にせよ、放任するにせよ、相手に真正面から向かうこととなくしては、成し得ないものだからです。
圧倒的な存在感をもち、愛玩し、壊して行く。一見一方通行のような関わりの中でも、従者の切実な欲望がはっきりと見て取れることがあります。
快楽として受け入れることが出来る領域を少しだけ超える責めを繰り返し、従者を自力で再生できる範囲に絞り込んで壊し、再生させ。受け入れるキャパシティを、少しづつ拡張するように導いていく。たとえ一歩一歩踏みしめるような、遅い足取りであっても、そういうプロセスが大切なのではないでしょうか。
与える喜びと、受け入れる悦びが混ざり合い、補完しあえる実感をもつことができる・・・これはとても喜ばしいことだと思います。
そう、一方的ではなく、主従ではなく、双方向で紡ぎあげていく世界。そこは自立した従者と分かち合うことができるものだと思います。
インスタントでは決して得ることができないものを育んでいく。それだけの価値がそこにある事を、僕も、従者も、きっと知っているのですね。
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[2005.03.03(
Thu) 01:02]
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今日子さんのサイトも、なんというか、パワーがあり、とても印象的ですよ。
今後ともお見知りおきを。