ひさびさのエントリで、乗りが悪いかもしれませんが・・・
つらつらと考えたことを述べてみます。
SMとは?というテーマでの議論の多くが、SやMの観点ですべてを説明しようとしているように思います。当事者である以上、それは避けられないことでしょう。
SやMの視点での深い洞察や示唆を含んでいることも多く、自らの未熟さを思い至ることもしばしばです。
最近思うのは、SとかMの観点では、SMそのものを説明するのは、実は難しいのではないかということです。
個人の嗜好があり、それが集合体となってSMというものを形作っているのだとすれば、ああこれかと飛びつくためのカテゴリというかジャンルとしてのSMの存在はあるべくしてあるもので、必要なものだと思います。
多くの人が、なんらかの画像や文書をきっかけとしてご自身の嗜好に気付き、目覚めたことでしょう。あとから、あれはSMというものなのか・・・という風に整理されるのであって、そもそもは、嗜好を刺激した画像や文章があったのであり、SMというジャンルに反応したわけではないということなのです。
気付いたこと。これは非常に重要なことです。でも、そこから先、自分の嗜好が満たされることを欲し、どう深めていくか考える・・・そういういわばスポーツでいえば筋肉トレというか走りこみというか、歌手が発声練習をするようなものというか・・・、基礎体力の強化とでもいうものなのではないでしょうか。
そういう想いを持ち、考えることができる。そういう人でありたいものです。
なんだかんだいっても、SMとは何だろう・・・の答えは、その人自身とそのお相手が決めることなのでしょうから。
新しい4月・・・そんなことを考えつつスタートしました。
今後ともどうぞよろしくです。
そうですね。violetさんのおっしゃるとおり、深めることを求めることが、揺るぎのないもの形にしていくための唯一の方法なのでしょうね。
このような稚拙なBlogの更新を楽しみにしていただいて、光栄です。
今後ともどうぞよろしくです。