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音を聞くということ 

2005年10月02日 ()

誰もいない深い森の中で

木が倒れたとする。

それはどんな音なのか。

果たして音がしたのであろうか。





以前、聞いたことがあるこの話。

これを聞いて、どんなことを考えるでしょうか。

深い森の中に自分を置けたときには、木が倒れた時の音を
聞くことができるわけで。そこにいなければ、倒れた後の
木を見ることはできても、その時、どんな音がしたのかを
明らかにすることはできないのですね。

「音を聞く」自分があってこそ、「音がする」のであって
「音がしたから」自分にも「聞こえた」わけではないのですよね。

倒れる音を、「自分の嗜好」と置き換えて考えてみると。
自分がどこにいて、何を聞いているのか。これがすべての発端に
なるのだろうなと、思うわけです。

 誰も入ることができない森の奥深く分け入ることができること。

 誰もいないと思っていた森の中に、ひっそりと潜むものを見出せること。

そんな技が磨かれてこそ、聞こえてくるものが、実はたくさんありそうです。

世にある様々な嗜好の発露を、そのまま、自分が聞いた音だと
鵜呑みにせずに、きっかけとして受けれ、その奥に、まだ聞いてない音が
しているのではないかと分け入っていくと、そこにはなにがあるのか・・・

今日は、10月とは思えない日差しの中、そんなことを考えていました。


森の中で・・・の話が、どうも気になったので
ネットで調べてみると、ありました。

まっ白な嘘/フレドリック・ブラウン(創元推理文庫)
という短編集の「叫べ、沈黙よ」が出典でした。
 
今度、読んで見ることにします。

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[2005.10.02(Sun) 22:19] 嗜好Trackback(0) | Comments(2)
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COMMENT

by kenG
thorn_roseさん

そういっていただけると、書いた甲斐がある
というものです。ありがとうございます。<ワクワク

音がするかどうかは、音を立てるほうではなくて
聞く方次第だともいえる。

というように、読み取ってみると
とても面白いと思うのですよ。

小説のほうは、そんな話ではなさそうですね。

では


森の秘密 by thorn_rose
kenGさんのこういうエントリー、大好きです。
ワクワクします。
森って、心理的には意識下?無意識? 心の深層?
そんなものを表しますもんネ
で、リンク先を読んでみると‥ 戦慄するようなお話らしくて‥
私も読んでみようかナ‥
m(_ _)m

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COMMENT

thorn_roseさん

そういっていただけると、書いた甲斐がある
というものです。ありがとうございます。<ワクワク

音がするかどうかは、音を立てるほうではなくて
聞く方次第だともいえる。

というように、読み取ってみると
とても面白いと思うのですよ。

小説のほうは、そんな話ではなさそうですね。

では

[ 2005.10.04(Tue) 01:41] URL | kenG #/aF5ZJNE | EDIT |

kenGさんのこういうエントリー、大好きです。
ワクワクします。
森って、心理的には意識下?無意識? 心の深層?
そんなものを表しますもんネ
で、リンク先を読んでみると‥ 戦慄するようなお話らしくて‥
私も読んでみようかナ‥
m(_ _)m
[ 2005.10.03(Mon) 00:34] URL | thorn_rose #- | EDIT |

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