たまたま見た
X-MEN2。アメコミの名作の映画化で、独特の世界で人気があるようです。
登場するミュータントたちの能力のユニークさも、それを表現する特撮(古い言葉かも)も凝っていてなかなか楽しめます。
以下<ネタばれ>がありますので、これから見ようと言うかたはご注意を
(そこまでのあらすじや背景はともかく)
とりわけ、ダムが決壊し、濁流が押し寄せようとしている中、自らを犠牲にして仲間を救うジーンことファムケ・ヤンセンがみせる表情、これがまたすごくよかったのです。
ジーンが見せる、驚き、怖れ、躊躇、決断・・・の感情の変化を、わずか数秒の間のなんともいえない表情の変化で見せてくれるのです。ふと、自分が彼女にこの表情をさせたのだったら、どんなにいいだろうと思ったりして、はたと気が付きました。
こういった極限の状況下でなくても、相手の感情の変化を引き出し、次のステップに段段と進めていくことを意図的に行うことには、とても興味があります。僕にとってのS性とは、そういう嗜好なのだろうなと。
(ファムケ・ヤンセンって、実はタイプなので妙に肩入れしちゃってるのかもしれませんが。悪しからず)
<余談>
プロフェッサーXことパトリック・スチュワート、どの映画でみても、ピカード艦長(スタートレック)に見えてしまうのは、僕だけでしょうか。